防災の架け橋委員会
委員長  坂巻 貴臣

【基本方針】
近年、毎年のように日本各地で豪雨や地震などの自然災害が起きており、発災のリスクや災害規模は年々大きなものとなっています。流山市では、関東大震災以降、風水害を含めて大規模な震災被害は受けておりませんが、今後、いつどこで災害が発生するのか分かりません。令和5年度ながれやままちづくり達成度アンケートによれば、水や食糧などの備蓄対策や万が一に備えている方は7割近くいるものの、実際に防災訓練に参加したことのある方は2割にも満たないのが現状となっており、共助ができる充分な状況とはいえません。行政や地域、関係諸団体とタイアップをし、地域住民の防災知識の向上に努めるとともに、有事の際に的確な判断と行動ができるよう、地域が一体となって災害に備える新たな防災・減災体制の整備が必要不可欠です。

まず、一人ひとりが自発的に行動できるよう防災知識を深め、日頃から災害に対する危機感を持つことが重要となります。また、行政や他団体とのパートナーシップの締結を推進し、災害時に円滑な行動をとることができるような備えが重要です。その足場を固めるため、過去に発生した災害の歴史や被災体験などから緊急時の初期対応体制の現状と課題を認識することで問題点を明確にします。そして、地域との連携強化を図り、体験型の防災事業を行うことで地域の防災リーダーを育み、災害発生時の疑似体験から共助の意識を醸成します。

地域に根付く青年経済人である私たちにとって、安心・安全で健やかな地域を創造することは大切な使命の一つです。その担い手として我々、防災の架け橋委員会は、互いを想い、助け合うことで人と人との繋がりの大切さを再認識し、時代や環境の変化にも柔軟に対応しながら、予測不能かつ未曽有の大災害に負けない地域一体となった新しい防災・減災体制の礎を築き継承していきます。

事業計画
1.担当例会の開催(5月)
2.各種大会の設営(京都会議、全国大会)
3.まちづくり事業の開催
4.会員拡大の推進(3名)