青少年わんぱく委員会
委員長  石毛 克和

【基本方針】
近年日本では、少子高齢化、人口減少が問題視されていますが、流山市では人口が増え続け出生率も全国レベルで高水準となっております。令和4年度文部科学省家庭教育関連データにおいて、人口が増え続ける一方で核家族・共働き世帯の増加によって、子どもたちは一人で過ごす時間が増え孤立し孤独を感じてしまっているとあります。孤独感の先には、自分で挑戦したい意欲が薄くなり、人への信頼感がなくなります。また、他者とつながれる機会があったとしても、人とつながる意欲すらなくなってしまいます。加えて、地域社会の大人が子どもへの関心を払わず、積極的に関わろうとしない。または、関わりたくてもかかわり方を知らない傾向があり、過度に経済性や効率性を重視するあまり大人優先の社会風潮も見受けられます。これらのことから青年会議所、地域コミュニティ、行政が連携を図り、子どもとの関わりをさらに強化し孤独を感じさせない場の提供が必要不可欠です。

流山青年会議所では、今年度理事長の掲げるスローガン「主役になるなら、流山市。」をもとに流山市の発展を考え、流山に住む皆さまが主役になれる場を提供いたします。その中でも、我々青少年わんぱく委員会では、子どもが主役となり個を主張できる環境を提供し、子どもたちが自らの力で考え、行動できる例会・事業を展開してまいります。例会では、子どもたちが自己を表現、主張する大切さを学び、自らの力を高められる機会を提供してまいります。事業では、新しいコミュニティの場の確立、ひとりでは体験することができない機会を作り、大人、地域コミュニティ、行政と交流のもと子どもたちが一人ひとりの力を発揮し継続的に行える事業を行います。我々流山青年会議所では地域の子どもたちに寄り添い応援をすることでスローガンを大成することを確信しております。

結びに、入会して3年目になり、さまざまな活動に参加し経験を積ませていただき青年会議所運動にも慣れてきました。今年度は重要な青少年事業という大役を務める委員長を仰せつかりました。地域の子どもたちとふれあいコミットし、地域コミュニティに青年会議所のさらなる周知をしていただけるよう努力してまいります。私はまだまだ未熟で若輩者ではございますがメンバー一丸となり現役メンバー、先輩方も巻き込んで青少年育成事業、例会に力を入れてまいります。今年1年間、精力的に取り組んでまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

事業計画
1.担当例会の開催(9月)
2.サマーコンファレンス(7月)
3.忘年例会の開催(12月)
4.青少年事業の開催
5.会員拡大の推進(3名)